酒とタバコと女と宗教。
なるはやお父さんの人生を、そのまま表現しているようなタイトルですね。
こちらのカテゴリーでは、語りだすと長くなって止まらない、なるはやお父さんの沁み沁みとした語りをシリーズでご紹介します。
エホバの証人の宗教2世だった、なるはやお父さんには、多くの戦いがあったようです。
なるはやお父さんは「戦い終えた」と表現しています。
今回は、宗教2世であってもなくても、今まさに苦しみの中にいる人に知っていただきたいお話をご紹介します。
なるはやお父さんの沁み語り①-1
戦い終えた私の心は穏やかに減速していて、あらゆる焦燥も衝動も消え、とにかく穏やかである。
何十年と激動の人生だった私には、ふと立ち止まり、椅子に腰掛け空を見上げるだけでも十分な安息である。
ああ、今日も生きている。
世界は平和だと、根拠なく思うことができる。
この穏やかな心境に至るまでの、このささやかな幸せにたどり着くまでの長かったこと。
そしてそれらの経験が無駄ではなかったこと。
むしろそれらの苦しみがあったから、今の私にはどんなことも愛しく思えるのかもしれない。
自分の幸せは自分で決めるのだ。
誰かと比べる意味はない。
今日も日が昇った、沈んだ。
それだけのことでいい。
猫が起こしに来る。
仕事をする。
ご飯を食べる。
それだけのことだ。
こんなことすら幸せで、穏やかに過ごせることがありがたい。
それくらいに、この数十年を激しく生きてきたのだ。
そう思うと、どんな痛みも苦しみも、何一つ無駄にしてはいけないと強く思う。
なるはやお父さんの沁み語り①-2
何気ない日常でいい。
洗濯物を取り込む匂い。
食器洗ったあとの手の乾き具合。
歯磨きしたあとのツルツル感。
ご飯食べ終わる時の寂しさ。
買い物するとき考えること。
夏の空の眩しさ。
ドアを開けた時の感じ。
履いた靴の中にある小石。
そんなので十分。
あとがき
そんななるはやお父さんは、X(旧Twitter)で色々なお話をしています!
長文好きでも、そうでなくても、ちょっと覗いてみてくださいね♪
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